人間国宝 金重陶陽 47歳時造 備前花入 本物保証 重要無形文化財保持者認定前の極希少な一器
商品説明備前焼の巨匠、人間国宝 金重陶陽 造の備前花入です。

※※※※※※※※※【金重陶陽】※※※※※※※※※※※※※※
1896年に出生。14歳から父について作陶を始め、22歳にて『陶陽』の号を用いる。
1928年32歳の時に『備前飛獅子置物』『彩色備前鬼瓦に鳩置物』を昭和天皇に献上。
加藤唐九郎、荒川豊蔵、三輪休雪、北大路魯山人など歴々たる人物と交流。
1952年 56歳にて備前焼無形文化財記録保持者に認定。
1956年 60歳にて備前焼重要無形文化財保持者に認定。
その後も数々の作陶を続け、勲四等旭日小綬章を受賞。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

当品は1943年 陶陽47歳時の作品で、その前年である46歳時に備前焼技術保持者に認定されており、まさに脂の乗り始めた頃の極希少な一器です。

また陶陽は、上記の1952年に備前焼無形文化財記録保持者に認定された時期に窯印を『ト』に変更しており、当品の『と』の窯印はその時代以前の作品である事を裏付けており、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される前の、現存するものとしては大変貴重な逸品となります。

【寸法】
高さ:約24.5cm
口径:約10.2cm
底経:約12.5cm×13.5cm

【割れ欠け等無い極美品
共箱内にて和紙、共布で何重にも保護有り
本物保証


【品物】
本品(花入)
共箱
共布(和紙も含む)