染色家の高久空木（たかくくうぼく）の塩瀬の絽夏物なごや帯です。 高久空木は、ぎりぎりまで簡略化され本質的な美しさを際立たされた非常に洗練された作風が特徴です。 絵画のように描かれた作品の数々は、ブラックやマティス、ピカソなどのキュビズムの色彩感覚の影響も大きいと後に述べられています。 没後20年以上が経ち、今ではコレクターもいるほどの作家さんです。 たれ先に作家物の落款が配されており、着用の際に見える位置にあります。 少し前の昭和レトロアンティーク品ですが、保管状態も良いのでそのまま着用もできます♪ 着物の愛好家のコレクションや、色無地、小紋、そのほか紬や御召などの織りの着物などにもピッタリですので、お手元のきものとあわせてご愛用いだだければ幸いです(^^) ●和色： 錆御納戸 (さびおなんど)に近い暗い灰みの青系の色です ●サイズ： 長さ　約367cm 幅　　約31cm 素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。 ●素材： 正絹 帯芯入り仕立て ●状態： 少し前の品ですので軽い焼けがあります。 一度着用しましたが目立った汚れなく状態は良好です。 昭和レトロの品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。 ●その他、注意事項： お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。 【高久空木】 栃木県で染織家を営み、主にろうけつ染を用いて染帯を制作されてきました。 日展で最高賞の栄誉に浴し、帯の空木とも呼ばれています。 高久空木氏の素晴らしい感性を今は娘様の高久尚子（たかくひさこ）さんがご継承なさっておられます。 他にも着物、帯、和装小物、アンティーク、ブランド作家など多数出品中です♪ こちらから是非ご覧下さい #かふぇきもの